盗人の昼寝
読み方
ぬすびと の ひるね意味
一見すると怠けている、何もしていないように見える行動にも、実はその人なりの目的や理由があることのたとえ。特に、後で何かをするための準備として休んでいる場合にいう。由来
正確な初出年は不明。夜に盗みを働く盗人は、夜の活動に備えて昼間に寝るという発想から生まれたことわざ。近世、少なくとも江戸時代には広まっていた俗諺とされる。備考
「盗人」を含むため、相手に直接使うと皮肉・失礼に聞こえることがある。よい意味の休養にも使えるが、隠れた意図を疑う響きがある。例文
- 彼が昼まで寝ていたのは夜勤に備えるためで、まさに盗人の昼寝だった。
- 試験前に寝てばかりいると思ったら、深夜に勉強していたとは、盗人の昼寝だね。
- あの会社がしばらく静かだったのは、新製品を準備していたからで、盗人の昼寝だったわけだ。
- 会議中に黙っていた彼が最後に鋭い提案を出し、盗人の昼寝とはこのことだと思った。
- 敵チームが練習を休んでいるからといって油断できない。盗人の昼寝かもしれない。
類義語
- 盗人の昼寝も当座の仕事
- 昼寝も当座の働き
- 休むも仕事のうち
対義語
- 無為徒食
- 怠惰