百害あって一利なし
読み方
ひゃくがい あって いちり なし意味
多くの害や悪影響はあっても、得られる利益や良い点は少しもない、という意味。物事や行為が全体としてまったく割に合わず、やめるべきだと批判する時に用いる。由来
「百害あって一利なし」は漢文調の言い回しで、特定の初出年は不詳。近世以降の日本語の文章・演説などで、誇張表現として「百(多い害)/一(わずかな利)」を対比させ、害ばかりで益がないことを強調する形で定着したとされる。備考
「百」は誇張で「非常に多い害」の意。改まった文章でも会話でも使えるが、強い否定・批判になるため相手や場面に配慮する。例文
- 徹夜続きの働き方は、百害あって一利なしだ。
- 根拠のない噂を広めるのは百害あって一利なしだからやめよう。
- その場しのぎのごまかしは百害あって一利なしで、結局あとで大きな問題になる。
- 飲み過ぎは体に百害あって一利なしだと医者に注意された。
- 感情的に言い返しても百害あって一利なしなので、落ち着いて話し合うべきだ。
類義語
- 害あって益なし
- 百害無益
- 悪影響ばかりだ
- 得るものがない
- 無益だ
対義語
- 一利あって百害なし
- 一石二鳥
- 一挙両得
- 有益
- 益がある