畦から行くも田から行くも同じ
読み方
あぜ から いく も た から いく も おなじ意味
田の畦道を通っても田の中を通っても結局は同じ所へ行く、という意味から、方法や手順、経路が違って見えても、結果や結論は同じであることをいう。細かな違いにこだわる必要がない場合にも使う。由来
水田の周囲や区画を分ける「畦」と、稲を植える「田」という農村の身近な風景に基づくたとえ。畦道を回っても田を横切っても到着点は同じ、という発想から生まれた。成立年代・初出は未詳だが、近世以降の農村生活に根ざした俗諺と考えられる。備考
やや古風で、日常会話では「結局同じ」「どちらでも同じ」のほうが一般的。農村的な比喩なので、文章や年配の話し言葉で見かけやすい。例文
- 申請書を先に出しても面談を先に受けても、畦から行くも田から行くも同じで、最終審査の結果は変わらない。
- 駅まで大通りを歩くか裏道を通るかで迷ったが、畦から行くも田から行くも同じだから、近くに見える道を選んだ。
- 上司はA案とB案の違いを細かく議論していたが、私には畦から行くも田から行くも同じに思えた。
- 現金で払ってもカードで払っても手数料が同じなら、畦から行くも田から行くも同じだ。
- 勉強の順番は人それぞれだが、基礎を理解して問題演習まで進むなら、畦から行くも田から行くも同じと言える。
類義語
- 行き着く先は同じ
- 結局は同じ
- どちらも同じ
- 五十歩百歩
- 大同小異
対義語
- 雲泥の差
- 月とすっぽん
- 天地の差
- 似て非なるもの
- 手段が違えば結果も違う