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猿に木登り

読み方

さる に きのぼり

意味

その道の達人やよく知っている人に、わざわざ教えたり見せびらかしたりするのは無意味だ、というたとえ。相手にとっては当たり前のことで、こちらの行為が余計なお世話になり得る、という含みもある。

由来

猿は木登りが得意であるという身近な観察にもとづく比喩から生まれたと考えられる。成立した正確な年・時代は不詳だが、近世以降の口語的なことわざとして広く用いられてきた。

備考

相手の専門性を立てつつ「余計なこと」を戒める表現。やや揶揄の響きがあるため、目上や本人に直接言う場合は注意。一般に「釈迦に説法」より口語的。

例文

  • 登山歴20年の先輩に装備の説明をするなんて、猿に木登りだよ。
  • 英語の通訳に発音を直してあげようとして、猿に木登りになってしまった。
  • プロの職人に道具の使い方を講釈するのは猿に木登りだ。
  • 彼はその分野の第一人者だから、基本を説くのは猿に木登りだと思う。
  • 先生に勉強法を教えるなんて猿に木登りだと笑われた。

類義語

  • 釈迦に説法
  • 河童に水練
  • 雪に墨

対義語

  • 釈迦に説法
  • 河童に水練

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