猫を追うより魚をのけよ
読み方
ねこ を おう より さかな を のけよ意味
問題が起きてから相手を追及したり、その場しのぎの対応をしたりするより、問題を起こす原因そのものを取り除く方がよい、というたとえ。被害や失敗を防ぐには根本対策が大切だという教え。由来
初出年は不詳。魚を狙う猫を追い払うより、魚を片づければ被害を防げるという生活上の経験がもと。江戸時代以降に広まった類句「猫を追うより皿を引け」と同じ発想の表現で、根本原因を除く教えとして使われる。備考
「猫を追うより皿を引け」と同意。人を責めるより仕組みを直す、という文脈で使うと自然。やや古風だが通じる表現。例文
- 子どもを叱るだけでなく、お菓子を見える所に置かないようにした。猫を追うより魚をのけよだ。
- 情報漏えいを防ぐには、社員を疑うよりアクセス権を見直すべきだ。まさに猫を追うより魚をのけよである。
- 遅刻を責める前に、無理な勤務表を直そう。猫を追うより魚をのけよというものだ。
- 猫を追うより魚をのけよで、事故が起きる前に危険な段差をなくしておいた。
- 浪費を注意するより、クレジットカードを持ち歩かない仕組みにした方がいい。猫を追うより魚をのけよだ。
類義語
- 猫を追うより皿を引け
- 原因を絶つ
- 根本を絶つ
- 転ばぬ先の杖
対義語
- 対症療法
- 泥縄
- 後手に回る
- 火事の後の火の用心