猫をかぶる
読み方
ねこ を かぶる意味
本当の性格や考えを隠し、表向きはおとなしく無害そうに見せること。特に、内心は計算高かったり気が強かったりするのに、周囲に良く思われるために大人しいふりをする場合に用いる。由来
「猫」はおとなしく見えても爪を隠していることがあるというイメージから、猫の皮(猫の姿)をかぶって本性を隠す意で用いられたとされる。成立年代は諸説あり、江戸時代頃には用例が見られるといわれるが、正確な初出年は不明。備考
多くは「本性を隠しておとなしく装う」否定的ニュアンス。人に対して使うのが一般的で、動物の猫そのものを指す表現ではない。例文
- 面接のときだけ猫をかぶって、入社したら態度が一変した。
- 彼女は初対面では猫をかぶるけど、仲良くなるとよくしゃべる。
- あの人は猫をかぶっているだけで、実はかなり負けず嫌いだ。
- 会議では猫をかぶって賛成していたのに、後で陰で反対していた。
- 最初から猫をかぶらず、ありのままで話してくれればいいのに。
類義語
- 羊をかぶる
- 猫かぶり
- 本性を隠す
- 上辺を取り繕う
- 借りてきた猫
- おとなしく見せる
対義語
- 腹を割る
- 本音を言う
- ありのままに
- 正直者