猫に小判
読み方
ねこ に こばん意味
価値のわからない人に貴重なものを与えても、何の役にも立たず無駄であるという意味。相手に理解力や鑑賞力がなければ、どんなによいものでも値打ちを発揮しないことをたとえる。由来
小判は江戸時代に流通した金貨で、猫には金銭の価値が理解できないことから生まれたたとえ。正確な初出年は不明だが、小判が一般に知られるようになった江戸時代以降に広まったことわざと考えられる。備考
相手を「価値がわからない人」と見る表現なので、直接本人に言うと失礼になることがある。物だけでなく知識・機会にも使える。例文
- 最新の高級カメラを写真に興味のない彼に贈っても、猫に小判だ。
- この専門書は初心者には難しすぎて、今の段階では猫に小判かもしれない。
- 有名な絵を見ても価値がわからない私には、まさに猫に小判だった。
- 子どもに高価な万年筆を持たせても、すぐなくしてしまうなら猫に小判だよ。
- 使いこなせない高機能ソフトを買っても、社員にとっては猫に小判になってしまう。
類義語
- 豚に真珠
- 馬の耳に念仏
- 犬に論語
対義語
- 適材適所
- 鬼に金棒