猫にまたたび
読み方
ねこ に またたび意味
猫がまたたびの匂いに強く惹かれることから、ある人や物にとって非常に魅力的で、抗いがたいほど心を引きつけることのたとえ。好物・好条件・誘惑などに弱い様子にもいう。由来
猫がマタタビ(木天蓼)の成分に反応して興奮・陶酔するという観察に基づく表現。ことわざとしての成立時期は諸説あるが、正確な初出年は不明。江戸期の文献で用例が見られるとされる。備考
「〜には猫にまたたび」の形で、特定の人・属性にとって抗いがたい魅力がある意を表す。やや口語的。動物愛護の文脈では比喩として軽く用いるのが無難。例文
- 新作スイーツの試食会は、甘党の彼女には猫にまたたびだ。
- セールの文字を見ると、私には猫にまたたびでつい財布のひもが緩む。
- この条件なら転職希望者には猫にまたたびで、応募が殺到するだろう。
- 推しの限定グッズはファンにとって猫にまたたびだから、すぐ売り切れる。
- 彼にとって最新ガジェットは猫にまたたびで、発売日に並んでしまう。
類義語
- 鬼に金棒
- 飛んで火に入る夏の虫
- 渡りに船
対義語
- 猫に小判(※反対というより「効き目がない」側の対比)
- 馬の耳に念仏(※同上)