犬骨折って鷹の餌食
読み方
いぬ ほねおって たか の えじき意味
自分が苦労して働いたり準備したりした成果を、最後には他人に横取りされてしまうこと。また、骨を折った当人は報われず、別の者が利益を得ることのたとえ。由来
鷹狩りに由来するとされる。猟犬が獲物を追い出すために苦労して働いても、最終的に獲物は鷹に捕らえられ、その餌食になってしまうことから生まれた表現。成立年代は不詳だが、鷹狩りが盛んだった中世から近世にかけて広まった可能性がある。備考
やや古風で硬い表現。日常会話では「横取りされた」「骨折り損」などの言い方のほうが一般的。努力が無駄になるだけでなく、他人に利益を奪われる点が中心。例文
- 企画を立てたのは彼なのに、発表直前に上司の手柄にされてしまい、まさに犬骨折って鷹の餌食だ。
- 私たちが何週間もかけて集めた資料を、別の部署がそのまま使って評価されたのは、犬骨折って鷹の餌食というものだ。
- 新人が顧客との関係を築いたのに、契約の段階で先輩が横取りしたので、犬骨折って鷹の餌食になってしまった。
- せっかく市場を開拓したのに、大企業が後から参入して利益をさらっていくとは、犬骨折って鷹の餌食だ。
- 苦労して作った案を他人の名前で提出されるなんて、犬骨折って鷹の餌食にならないよう注意したほうがいい。
類義語
- 骨折り損のくたびれ儲け
- 労多くして功少なし
- 鳶に油揚げをさらわれる
- 漁夫の利
- 人の褌で相撲を取る
対義語
- 苦労が実る
- 努力が報われる
- 骨折り甲斐がある