犬も食わぬ仲
読み方
いぬ も くわぬ なか意味
夫婦や恋人など、ごく身内の者同士のけんか・不仲のこと。外から見ればくだらなく、他人が口を出しても取り合ってもらえないような揉め事を、皮肉を込めていう。由来
「犬も食わぬ」は江戸時代には用例が見られるが、正確な初出年は不詳。犬でさえ食べないほど価値がない、という比喩から転じて、他人が関わっても無駄な身内の争い(特に夫婦げんか)を指すようになった。「仲」を添えて不仲の状態を表す形が「犬も食わぬ仲」。備考
主に夫婦・恋人など身内のけんかを揶揄する言い方で、第三者が介入しても無駄という含みがある。相手を傷つけやすいので面と向かっては避けるのが無難。例文
- あの二人はまた犬も食わぬ仲になってるから、今日はそっとしておこう。
- 犬も食わぬ仲に首を突っ込むと、こっちまで悪者にされるよ。
- 夫婦の犬も食わぬ仲は、翌日にはけろっと仲直りしていることも多い。
- 親友同士でも、金が絡むと犬も食わぬ仲になることがある。
- 犬も食わぬ仲だと分かっていながら、つい仲裁してしまって後悔した。
類義語
- 犬も食わない
- 痴話げんか
- 内輪もめ
- 夫婦げんか
対義語
- 夫婦円満
- 仲むつまじい
- 和気あいあい