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犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ

読み方

いぬは みっか かえば さんねん おんを わすれぬ

意味

わずかな期間でも受けた親切や世話の恩は、長く覚えているものだということ。犬のような動物でさえ恩義を忘れないのだから、人はなおさら感謝を忘れてはならない、という戒めとして使う。

由来

詳細な初出は不明。犬が世話を受けた相手によくなつき、恩を覚えているという人々の観察から生まれた日本のことわざとされる。遅くとも江戸時代(17〜19世紀)には類似した形が見られる。「三日」と「三年」は、短い恩でも長く忘れないことを強調するための対比的な表現。

備考

感謝や恩義を説く教訓的なことわざ。人を戒める文脈で使うことが多い。『犬も三日飼えば恩を忘れぬ』などの異形も広く通じる。

例文

  • 彼は若いころに助けてくれた恩師を今でも大切にしていて、まさに『犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ』だ。
  • 少し世話をしただけなのに、毎年欠かさず便りをくれるなんて、犬は三日飼えば三年恩を忘れぬというものだ。
  • 恩人を平気で裏切るとは情けない。犬は三日飼えば三年恩を忘れぬというのに。
  • 子どもたちには、犬は三日飼えば三年恩を忘れぬということわざのように、感謝の心を持ってほしい。
  • 保護犬が新しい飼い主にすぐ心を開いたのを見て、祖母は『犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ』と言った。

類義語

  • 犬も三日飼えば恩を忘れぬ
  • 受けた恩は石に刻め
  • 一宿一飯の恩義

対義語

  • 恩を仇で返す
  • 後足で砂をかける
  • 飼い犬に手を噛まれる

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