犬の道
読み方
いぬ の みち意味
「犬の道」は、正しい筋道(王道)から外れた、卑しくよこしまなやり方・生き方をたとえていう語。人としての道に反し、こそこそと利益を得ようとする態度や、道徳に背く行為を非難して用いる。由来
由来は明確な成立年は不詳。犬が人目を避けて物陰や細い道を通るというイメージから、「人の正道に対する、卑しい道」の意で用いられるようになったとされる。近世以降の用例が見られるが、特定の初出年代は定かでない。備考
強い非難を含む語で、相手を直接「犬の道だ」と断じると攻撃的になりやすい。比喩であり、実際の犬を貶める意図ではないが、場面配慮が必要。例文
- 不正に手を染めて儲けようとするなんて、犬の道だ。
- 彼は出世のためなら犬の道でも選ぶと言われている。
- 犬の道に踏み込めば、いずれ自分に返ってくる。
- 正攻法で勝てないからといって犬の道に走るな。
- あの噂話で人を陥れるのは犬の道だよ。
類義語
- 邪道
- 外道
- 獣道
- けもの道
- 脇道
- 裏道
対義語
- 王道
- 正道
- 正々堂々
- 大道