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犬の因果

読み方

いぬ の いんが

意味

犬が前世の因果で苦しむという意から、悪い行いの報いが自分に返ってきて苦しむこと、または前の行為の結果として不幸な目に遭うことをいう。自業自得・因果応報のたとえ。

由来

仏教の因果(原因と結果、業の報い)の考え方に基づく語で、犬を卑近なたとえとして用い「前世・前の行いの因果で犬が苦しむ」意を表したもの。成立年代は明確ではないが、江戸時代には口語的なことわざとして用いられていたとされる。

備考

やや古風で、他人の不幸を「報い」と断じる響きがあるため使用場面に注意。仏教的な因果応報の含みを持つ。

例文

  • 人をだまして儲けたせいで信用を失うなんて、まさに犬の因果だ。
  • 若い頃の無茶がたたって今になって体を壊した。犬の因果というほかない。
  • 他人の失敗を笑っていたら自分も同じ目に遭った。犬の因果だね。
  • 悪口ばかり言っていたら孤立した。犬の因果だと反省した。
  • 彼の転落を犬の因果と片づけるのは簡単だが、事情もあるだろう。

類義語

  • 自業自得
  • 身から出た錆
  • 因果応報
  • 蒔いた種は刈り取る
  • 悪因悪果

対義語

  • 自業自得ではない
  • 濡れ衣
  • とばっちり

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