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犬に論語

読み方

いぬ に ろんご

意味

犬に儒教の経典である『論語』を説いても理解できないことから、相手の理解力や関心がないために、いくら教え諭したり立派なことを言ったりしても無駄で効果がない、という意味。

由来

犬のように人の言葉や学問を理解できない相手に、孔子の言行録である『論語』を講じても通じない、という比喩から生まれたことわざ。成立の正確な年代・初出は不詳だが、近世以降に広く用いられたとされる。

備考

相手を「犬」にたとえるため、面と向かって言うと失礼になりやすい。第三者評や自省として使うのが無難。類似表現に「馬の耳に念仏」「猫に小判」など。

例文

  • 何度ルールを説明しても守らない彼に言うのは、犬に論語だ。
  • 専門用語だらけで話しても新人には犬に論語になりかねない。
  • 興味のない人に名画の魅力を語っても犬に論語だよ。
  • 彼女は聞く気がないから、今は犬に論語だと思って黙っておこう。
  • 相手のレベルに合わせない指導は犬に論語になってしまう。

類義語

  • 犬に論語
  • 馬の耳に念仏
  • 猫に小判
  • 豚に真珠
  • 兎に祭文

対義語

  • 犬に論語ならぬ(=無駄)に当たらない相手に教える(=適材適所)
  • 馬の耳に念仏(=無駄)に当たらない相手に教える(=聞く耳を持つ)

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