犬が西向きゃ尾は東
読み方
いぬ が にしむきゃ お は ひがし意味
犬が西を向けば、尾は反対の東を向くのが当然であることから、だれが考えてもそうなる「当たり前のこと」「言うまでもないこと」をたとえて言う。相手の言った内容が自明で、改めて言うほどでもないという軽い突っ込みや皮肉としても用いられる。由来
犬の体の向きと尾の向きという、日常の観察に基づく比喩から生まれたとされる。成立した正確な年代・初出資料は不明だが、近世以降に口語的な言い回しとして広まったと考えられる。備考
会話で「それは当たり前」と言うニュアンス。相手を小ばかにした響きになり得るため、目上や改まった場では避けるのが無難。例文
- 『犬が西向きゃ尾は東』だよ。そんなの言われなくても分かってる。
- 雨が降れば地面がぬれるのは、犬が西向きゃ尾は東だ。
- 彼の説明は犬が西向きゃ尾は東で、会議の時間がもったいない。
- 『努力しなきゃ上達しない』って、犬が西向きゃ尾は東じゃないか。
- そんな当然の結論を得意げに言われても、犬が西向きゃ尾は東だよ。
類義語
- 当たり前
- 当然
- 火を見るより明らか
- 言うまでもない
- 自明の理
対義語
- いつもそうとは限らない
- 例外もある