物は試し
読み方
もの は ためし意味
何事も、実際にやってみなければ結果や価値は分からないのだから、まず試してみるのがよいという意味。迷っている相手を励ましたり、自分が新しいことに挑戦したりするときに使う。由来
「物」は物事全般、「試し」は試みることを表す。何事も実地に試して判断するべきだという生活上の経験則から生まれた言い回し。正確な初出や成立年代は不詳だが、近世以降に口語的な成句として定着したと考えられる。備考
前向きに挑戦を促す軽い表現。危険や大きな損失が予想される場面で安易に使うと無責任に聞こえることがある。例文
- 物は試しだから、一度その新しいアプリを使ってみよう。
- 苦手だと思っていた料理教室に、物は試しで申し込んでみた。
- 物は試しと言うし、まずは一週間だけ早起きを続けてみる。
- 高そうな店だったが、物は試しで入ってみたら意外に手ごろだった。
- 海外勤務の話に迷っていたが、物は試しだと思って応募することにした。
類義語
- 案ずるより産むが易し
- 当たって砕けろ
- 百聞は一見に如かず
- やってみなければ分からない
対義語
- 石橋を叩いて渡る
- 君子危うきに近寄らず
- 触らぬ神に祟りなし