爪の垢を煎じて飲む
読み方
つめ の あか を せんじて のむ意味
非常に優れた人や尊敬する人の、わずかな行いや習慣でさえも手本として学び取りたい、というたとえ。自分がその人に及ばないことを認め、強く見習う気持ちを表す。多くは「(あの人の)爪の垢を煎じて飲め」と相手をたしなめる形でも用いる。由来
「爪の垢」は爪にたまる汚れのこと。昔は煎じ薬のように「煎じて飲む」ことで効き目を得るという発想があり、尊敬する人物の“ごく些細なもの”まで取り入れたいという誇張表現として定着した。成立した正確な年や初出は不明。備考
比喩として強い言い方で、相手を叱る・皮肉る場面でも使う。実際に飲む意味ではない。尊敬対象の名前を前に置き「〜の爪の垢を…」とするのが一般的。例文
- 部長の仕事ぶりは見事だ。爪の垢を煎じて飲むくらいの気持ちで学びたい。
- 彼の時間管理は徹底している。私も爪の垢を煎じて飲まねばならない。
- 同僚に文句を言う前に、先輩の爪の垢を煎じて飲めと言われて反省した。
- あの職人の丁寧さは別格で、弟子たちは皆、爪の垢を煎じて飲む思いで見ている。
- 結果が出ないのは努力不足だ。成功者の爪の垢を煎じて飲むつもりで行動を変えよう。
類義語
- 爪の垢を煎じて飲め
- 見習う
- 手本にする
- 倣う(ならう)
- 学ぶべきところがある
対義語
- 我が道を行く
- 人の話を聞かない
- 独善的