焼け石に水
読み方
やけいし に みず意味
非常に熱く焼けた石に少し水をかけてもすぐ蒸発してしまうように、わずかな助けや努力では、状況を改善するにはほとんど効果がないこと。問題の規模に対して対策が小さすぎる場合に使う。由来
熱く焼けた石に少量の水をかけても冷ますことができず、すぐに蒸発してしまう様子に由来するたとえ。正確な成立年は不明だが、江戸時代には用例が見られるとされ、古くから日常的なたとえとして定着した。備考
否定的な文脈で使われることが多い。努力そのものを否定するより、問題の大きさに対して手段が不十分だと評する表現。例文
- 赤字が一億円もあるのに、十万円の節約では焼け石に水だ。
- 猛暑の中で庭に少し水をまいただけでは、まさに焼け石に水だった。
- 人手不足の職場に一人だけ補充しても、焼け石に水かもしれない。
- 試験前日に一時間だけ勉強しても、焼け石に水だと感じた。
- 被害が広範囲に及んでいるため、この程度の支援では焼け石に水になってしまう。
類義語
- 二階から目薬
- 大海の一滴
- 雀の涙
対義語
- 雨垂れ石を穿つ
- 効果てきめん
- 干天の慈雨