焼け木杭に火がつく
読み方
やけぼっくい に ひ が つく意味
いったん別れたり疎遠になったりした男女が、以前の親しい関係をきっかけに、再び恋愛感情を燃え上がらせること。転じて、いったん冷めた関係や気持ちが、何かの機会でまた強くなることにもいう。由来
木の杭は一度焼けて炭化すると、見た目は燃え尽きたようでも、火種があれば再び燃えやすいという生活感覚から生まれたたとえです。そこから、昔深い仲だった男女は再び結びつきやすいという意味になりました。正確な初出は不明ですが、江戸時代(17〜19世紀)には広く用いられていたと考えられます。備考
主に別れた恋人や元夫婦など、以前に深い関係があった男女について使う。ややくだけた言い方で、懐かしさだけでなく危うさや皮肉を込めることもある。例文
- 同窓会で再会した元恋人同士が、焼け木杭に火がついて、また付き合い始めた。
- 離婚して数年たつのに、子どもの行事で顔を合わせるうちに焼け木杭に火がつくらしい。
- 昔の彼に相談したら、焼け木杭に火がつくかもしれないと友人に心配された。
- 周囲はもう終わったと思っていたが、二人は焼け木杭に火がついたようだ。
- 元夫婦が一緒に店を切り盛りするうちに、焼け木杭に火がついたという話を聞いた。
類義語
- 元の鞘に収まる
- よりを戻す
- 破鏡重円
対義語
- 覆水盆に返らず
- 縁が切れる
- 仲が冷める