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濡れぬ先こそ露をも厭え

読み方

ぬれぬ さき こそ つゆ をも いとえ

意味

物事は、悪い状態になる前こそ、ほんの小さな原因や危険にも用心すべきだという意味。いったん問題が起きたり身を汚したりしてからでは、多少のことを気にしても手遅れになりやすい、という戒め。

由来

「まだ濡れていないうちは、わずかな露に濡れることさえ嫌がって避けよ」というたとえに由来する。成立時期は未詳だが、江戸時代以降のことわざ資料に見られる古い表現とされる。

備考

古風で硬い表現のため、日常会話では「転ばぬ先の杖」のほうが一般的。文章や訓戒調の場面で使われやすい。

例文

  • 個人情報の管理は、濡れぬ先こそ露をも厭えで、少しでも怪しいメールは開かないほうがいい。
  • 病気になってから慌てるより、濡れぬ先こそ露をも厭えで、日頃から検診を受けておこう。
  • 契約書の小さな違和感も見逃すな。濡れぬ先こそ露をも厭えだ。
  • 子どもが危ない場所に近づく前に注意するのが大切だ。まさに濡れぬ先こそ露をも厭えである。
  • 炎上してから謝罪するより、投稿前に内容を確認しよう。濡れぬ先こそ露をも厭えというものだ。

類義語

  • 転ばぬ先の杖
  • 用心に怪我なし
  • 備えあれば憂いなし
  • 石橋を叩いて渡る

対義語

  • 濡れての後は露をも厭わず
  • 毒を食らわば皿まで

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