浮き沈みは世の習い
読み方
うきしずみ は よの ならい意味
人の運勢や立場、世の中の出来事には、良い時も悪い時もあり、栄えたり衰えたりするのが当たり前だという意味。成功も不遇も長くは続かないのだから、好調な時は驕らず、不調な時も過度に悲観しないようにという含みで使う。由来
正確な成立年や初出は不明です。ただし「世の習い(よのならい)」という言い方は古くからあり、「この世ではそういうものだ」「世の常だ」という意味で用いられてきました。『浮き沈み』が人の栄枯盛衰を表す語として結び付き、遅くとも江戸時代には現在の形に近い意味で広まっていたと考えられます。なお「習い」は「ならわし・常」の意です。備考
やや古風な言い回し。「世の習い」は「世の常」に近い意味。人生だけでなく、商売・景気・人気・勝負事などの盛衰にも使える。慰めにも戒めにもなる表現。例文
- 商売には浮き沈みは世の習いだから、今の不振だけで悲観することはない。
- 昨年は優勝したチームが今年は最下位争いをしているが、浮き沈みは世の習いだ。
- 出世したからといって威張るな、浮き沈みは世の習いだよ。
- 受験に失敗して落ち込む息子に、父は『浮き沈みは世の習い』と声をかけた。
- 景気の波に一喜一憂しても仕方がない。浮き沈みは世の習いなのだから。
類義語
- 栄枯盛衰
- 盛者必衰
- 人生山あり谷あり
- 禍福は糾える縄の如し
対義語
- 順風満帆
- 一帆風順