河童の川流れ
読み方
かっぱ の かわながれ意味
泳ぎの達人とされる河童でも川に流されることがある、ということから、その道に慣れた名人や達人でも、ときには失敗したりしくじったりすることがある、という意味。どんな人にも油断や不調はあるというたとえ。由来
水辺に住み、泳ぎが得意な妖怪とされる河童でさえ川に流されることがある、という意外性から生まれたことわざです。正確な初出年は不詳ですが、少なくとも江戸時代には広く知られ、いろはかるたにも採られて定着したと考えられています。備考
達人や経験者の失敗をやわらかく言う表現。親しい場面では使いやすいが、相手の失敗をからかう響きもあるため、目上の人や深刻な場面では注意が必要。例文
- ベテランの大工が寸法を間違えるなんて、まさに河童の川流れだ。
- 世界的なピアニストでも本番で弾き直すことがある。河童の川流れというものだ。
- 営業成績トップの彼が今回は契約を逃したが、河童の川流れで誰にでも失敗はある。
- 先生が漢字を書き間違えて、生徒たちは『河童の川流れですね』と笑った。
- 連勝中の横綱が初日に敗れるとは、河童の川流れを思わせる結果だった。
類義語
- 猿も木から落ちる
- 弘法にも筆の誤り
- 上手の手から水が漏る