沈黙は金
読み方
ちんもく は きん意味
むやみに話すよりも、必要なときに黙っているほうが価値があるという意味。特に、余計な発言が誤解・争い・不利益を招く場面で、発言を控える慎重さや自制を評価するときに使う。由来
西洋の格言「Speech is silver, silence is golden(雄弁は銀、沈黙は金)」の訳。起源は諸説あるが、19世紀前半には英語圏で見られ、トーマス・カーライル『衣装哲学』(1833〜34年連載、1836年刊)にも類似表現が引用された。日本では明治時代以降、西洋格言の翻訳として広まった。備考
「雄弁は銀、沈黙は金」の後半だけで使われることが多い。常に黙るべきという意味ではなく、発言が害になる場面での自制を評価する表現。例文
- 会議で反論したくなったが、今は沈黙は金だと思って黙っていた。
- 噂話に首を突っ込まないほうがいいよ。沈黙は金というだろう。
- 交渉では、すぐに条件を明かさないほうがよい。まさに沈黙は金だ。
- SNSで言い返したくなったが、炎上を避けるため沈黙は金と考えて投稿を控えた。
- 彼は余計な弁解をせず、沈黙は金を地で行くような対応をした。
類義語
- 雄弁は銀、沈黙は金
- 言わぬが花
- 口は災いの元
- 雉も鳴かずば撃たれまい
- 言わぬは言うにまさる
対義語
- 物言わぬは腹ふくるるわざ
- 言わなければ伝わらない