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水清ければ魚棲まず

読み方

みずきよければうおすまず

意味

水が澄み切っていると魚が住みにくいように、あまりに潔癖で融通が利かないと人が寄りつかず、組織や人間関係が成り立ちにくいというたとえ。多少の欠点や曖昧さ、寛容さも必要だという戒め。

由来

中国の古典に由来する句「水至清則無魚(みずいたってきよければすなわちうおなし)」がもととされる。日本では漢文素養が広まった江戸期以降にことわざとして定着したといわれるが、正確な成立年代は不詳。

備考

「清い=良い」と単純に褒めるのではなく、潔癖すぎる弊害を戒める語。人や組織運営の文脈で使う。中国由来の表現として「水至清則無魚」もよく引かれる。

例文

  • 彼は規則に厳しすぎて部下がついてこない。まさに水清ければ魚棲まずだ。
  • 理想論ばかりで妥協を許さないと、水清ければ魚棲まずで仲間が離れてしまう。
  • 監査を徹底するのは大事だが、水清ければ魚棲まずにならないよう現場の事情も見よう。
  • 完璧を求めすぎると水清ければ魚棲まず、家庭でも息が詰まる。
  • 清廉さは美徳だが、水清ければ魚棲まずという面もあるから、少しは寛容でいたい。

類義語

  • 清濁併せ呑む
  • 濁りて魚集まる

対義語

  • 水清くして魚棲む
  • 清濁併せ呑む

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