水に流す
読み方
みずにながす
意味
過去のいさかい・失敗・恨みなどを、今後のために取り上げず、なかったことにして許し合うこと。こだわって責め続けず、関係を修復する意で使う。
由来
水は形をとどめず流れて消えていくことから、出来事も水のように「流して跡を残さない」意で生まれた比喩表現。成立年代は明確ではないが、江戸時代頃には一般的な言い回しとして定着したとされる。
備考
「忘れる」よりも「許して不問にする」ニュアンスが強い。反省や再発防止まで不要という意味ではない。命令形「水に流せ」もよく用いる。
例文
- 昨日の言い争いは水に流して、また一緒にやろう。
- 失敗は反省して次に生かすとして、責めるのはここまでにして水に流そう。
- 彼は昔のことを水に流せず、会うたびに蒸し返す。
- 謝罪を受け入れ、双方の誤解は水に流すことにした。
- 取引先とのトラブルも、水に流して関係を立て直したい。
類義語
- 水に流せ
- 不問に付す
- 帳消しにする
- 忘れる
- 許す
- 笑って済ます
対義語
- 根に持つ
- 蒸し返す
- 執念深い