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水と油

読み方

みず と あぶら

意味

性質や考え方がまったく違っていて、互いに合わず、うまく交わらないことのたとえ。水と油が混ざり合わず分離する性質から、人間関係や組織内の相性の悪さ、協力しにくさを表す。

由来

水と油は物理的に混ざらず分離するという日常的な観察に基づく比喩表現。特定の成立年や初出資料ははっきりせず、いつ頃からことわざとして定着したかは不明。近世以降の口語的な慣用として広く用いられてきたと考えられる。

備考

主に人や集団の「相性の悪さ」を表す比喩。断定的に言うと角が立つため、状況説明として用いると無難。形は「水と油のように〜」も一般的。

例文

  • あの二人は水と油だから、同じ班にすると衝突が増える。
  • 新しい上司とは水と油で、会議のたびに意見がかみ合わない。
  • 理屈派の彼と感覚派の私では水と油だが、役割分担すればうまく回る。
  • 水と油の関係でも、共通の目標があれば協力できることもある。
  • 部署の文化が水と油で、統合には時間がかかりそうだ。

類義語

  • 水と油のよう
  • 犬猿の仲
  • 反目する
  • 相いれない
  • 折り合いが悪い

対義語

  • 気が合う
  • 相性がいい
  • 意気投合する
  • 同類相求む

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