歯には歯を
読み方
は に は は を意味
相手から受けた害や侮辱に対して、同じ程度の害や仕返しで応じるべきだ、という考え方。過剰な報復ではなく「同等の報い」を重視するが、日常会話では報復一般を指して使われることもある。由来
古代ヘブライ法(旧約聖書『出エジプト記』など)に見える同害報復の原則「目には目を、歯には歯を」(ラテン語でlex talionis)に由来する。成立年は特定しにくいが、原典は古代(紀元前の時代)で、日本語としては聖書翻訳・引用を通じて広まったとされる。備考
聖書由来の慣用句。日本の伝統的ことわざというより外来の格言として扱われやすい。強い報復・報復主義の文脈で使われるため場面に注意。例文
- 彼は『歯には歯を』と言って、同じやり方で相手にやり返した。
- 『歯には歯を』で報復しても、結局は争いが長引くだけだ。
- あの国は侵攻に対し、『歯には歯を』の強硬策を取った。
- 彼女は被害を受けても、『歯には歯を』ではなく対話で解決しようとした。
- SNSでの中傷に『歯には歯を』で返すのは得策ではない。
類義語
- 目には目を
- 同害報復
- やられたらやり返す
- 報復する
対義語
- 徳をもって怨みに報いる
- 恨みを恩で返す
- 水に流す
- 許すが勝ち