欲の皮が突っ張る
読み方
よく の かわ が つっぱる意味
欲が強すぎて、道理や分別を失い、無理をしたり見苦しく執着したりするさまをいう。利益や得に目がくらみ、引くべきところでも引けず、強引に事を進めようとする状態をたとえる。由来
「欲の皮」は欲望を“皮”に見立てた言い方で、「突っ張る」は張って伸びきり、余裕がない意。人の欲が限度を超えて張りつめた状態を比喩的に表した。成立時期は江戸期の口語表現として用例が見られるが、正確な初出年は不詳。備考
やや口語的で人を戒めたり非難する場面で使う。直接本人に言うと角が立つので注意。「欲が突っ張る」とも。例文
- 欲の皮が突っ張って、相場の危なさも見えなくなっている。
- 彼は欲の皮が突っ張って、条件を上げすぎて交渉が決裂した。
- 欲の皮が突っ張ると、目先の利益のために信用を失う。
- 安く買い叩こうとするなんて、欲の皮が突っ張っているよ。
- 欲の皮が突っ張って、必要ない物まで買い込んでしまった。
類義語
- 欲張り
- 欲深い
- 欲に目がくらむ
- 強欲
- 欲にかられる
- 欲に走る
対義語
- 足るを知る
- 欲がない
- 無欲
- 控えめ
- 分相応