欲に頂きなし
読み方
よく に いただき なし意味
人の欲望には山の頂上のような到達点がなく、一つ満たされてもさらに次を求めてしまうものだ、という意味。欲深さへの戒めとして使われる。由来
「頂き」は山の頂上のこと。欲望には山頂のような最終到達点がない、という比喩から生まれたことわざ。成立時期は未詳だが、近世以降のことわざ類に見られる表現とされる。備考
やや古風で教訓的な表現。「欲に頂なし」と表記されることも多い。日常会話より文章・説教・評論で使われやすい。例文
- 昇進したばかりなのに、もう次の役職を望むとは、欲に頂きなしだ。
- 新しい車を買ったら今度は別荘が欲しいと言い出し、まさに欲に頂きなしだ。
- 利益を追いすぎると、欲に頂きなしで判断を誤ることがある。
- 欲に頂きなしというから、今ある幸せにも目を向けたい。
- ボーナスが増えても不満ばかり言う彼を見ると、欲に頂きなしを実感する。
類義語
- 欲には限りがない
- 欲に底なし
- 欲の皮が突っ張る
- 飽くことを知らない
対義語
- 足るを知る
- 分相応を知る