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楽あれば苦あり

読み方

らく が あれば く が あり

意味

人生には楽しいことやうまくいく時があれば、必ず苦しいことやつらい時もあるということ。喜びと苦しみは交互に訪れ、良い時ばかりは続かないから、順調な時も油断せず、苦しい時も悲観しすぎないようにという戒め。

由来

古くからある人生訓的な言い回しで、特定の人物や事件に由来するというより、生活実感から生まれた対句表現と考えられる。成立した正確な年や時代は不明だが、近世以前から口承的に用いられてきたとされる。

備考

「楽」と「苦」を対にして人生の浮き沈みを説く。励ましにも戒めにも使える。似た形の「苦あれば楽あり」と混同されやすいが、こちらは順調時の自戒として言うことが多い。

例文

  • 昇進して浮かれているけど、楽あれば苦ありだから気を引き締めよう。
  • 受験はつらいが、楽あれば苦あり。合格の喜びのために今は踏ん張る。
  • 景気がいい時ほど、楽あれば苦ありを忘れずに備えをしておけ。
  • 失敗して落ち込むな。楽あれば苦ありで、次はきっと良い流れが来る。
  • 旅行は楽しい反面、準備や移動は大変だね。まさに楽あれば苦ありだ。

類義語

  • 苦あれば楽あり
  • 禍福は糾える縄のごとし
  • 人生万事塞翁が馬
  • 浮き沈みがある
  • 明けない夜はない

対義語

  • 苦あれば楽あり
  • 楽ばかり
  • 順風満帆

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