枯れ木も山の賑わい
読み方
かれきもやまのにぎわい
意味
つまらないものや役に立たない人でも、いないよりはいたほうがよく、数がそろえばそれなりににぎやかさや体裁が整う、というたとえ。質は低くても人数や量があることで場が成り立つ、という含みで使う。
由来
「枯れ木」は花も実もない木で見栄えがしないものの象徴。「山の賑わい」は山が多くの木々でにぎやかに見えることをいう。価値の低いものでも加われば全体の見栄えや人数合わせになる、という比喩として成立した。成立年代は諸説あるが、特定の年・時代は不詳。
備考
自分や身内をへりくだって言うことが多いが、他人に向けると失礼になりやすい。人数合わせ・体裁づくりの文脈で用いられる。
例文
- 参加者が少ないから、枯れ木も山の賑わいで私も顔を出すよ。
- 展示会は人が集まっているように見せたいので、枯れ木も山の賑わいでスタッフも会場に立った。
- 実力はまだだけど、枯れ木も山の賑わいで新人にも発表してもらおう。
- 観客がまばらなので、枯れ木も山の賑わいとばかりに友人を誘った。
- メンバーが足りないなら、枯れ木も山の賑わいで私を数に入れてください。
類義語
- 無いよりまし
- 足しにもならないよりはまし
- 塵も積もれば山となる
対義語
- 選り好みする
- 厳選する