来る者は拒まず去る者は追わず
読み方
くる ものは こばまず さる ものは おわず意味
自分のもとへ来る人は歓迎して受け入れ、去っていく人は無理に引き止めたり後を追ったりしないという態度。人の出入りや縁を自然に任せ、執着しない生き方・人付き合いを表す。由来
出典は特定しにくいが、中国の古典に見える表現「来る者は拒まず、去る者は追わず」(『史記』などに類例)に由来するとされ、日本でも漢文素養の広まりとともに受容された。成立年代は不詳(日本での定着時期も特定困難)。備考
人間関係での「執着しない姿勢」を褒める文脈が多い一方、冷淡・無責任と受け取られる場合もある。慣用的に「来る者拒まず去る者追わず」と助詞を省くことも多い。例文
- うちの部は、来る者は拒まず去る者は追わずの方針だから、途中参加でも歓迎だ。
- 彼は恋愛でも来る者は拒まず去る者は追わずで、別れを引き止めない。
- 新しい人が入っても出ていっても、来る者は拒まず去る者は追わずで淡々としている。
- 会社としては来る者は拒まず去る者は追わずと言いたいが、引き継ぎだけはきちんとしてほしい。
- この店は常連に執着せず、来る者は拒まず去る者は追わずの接客を大事にしている。
類義語
- 来る者は拒まず
- 去る者は追わず
- 縁に任せる
- 執着しない
- 自然体で臨む
対義語
- 去る者を追う
- 来る者を拒む
- 袖にする