朱に交われば赤くなる
読み方
しゅにまじわればあかくなる
意味
朱(赤い染料)に近づけば物が赤く染まるように、人は付き合う相手や環境の影響を受けて、良くも悪くも性質・考え方・行動が似てくるというたとえ。交友関係や職場など、身近な環境の大切さを戒めたり勧めたりする。
由来
中国の古典に由来する表現で、原型は「近朱者赤、近墨者黒(朱に近づく者は赤く、墨に近づく者は黒くなる)」とされる。日本では遅くとも江戸時代までにことわざとして定着したといわれるが、正確な成立年代は不詳。
備考
多くは「悪い影響を受ける」戒めとして使うが、良い環境に身を置けば良い影響も受けるという肯定的用法もある。類義に中国由来の「近朱者赤」がある。
例文
- 悪い仲間とつるむなよ。朱に交われば赤くなるって言うだろ。
- 新しい部署は優秀な人が多いから、朱に交われば赤くなるで成長できそうだ。
- 親は子どもの交友関係を心配するが、朱に交われば赤くなるのも確かだ。
- あの店で働き始めてから言葉遣いが荒くなった。朱に交われば赤くなるだね。
- 環境を変えたいなら、まず付き合う人を変えよう。朱に交われば赤くなるから。
類義語
- 類は友を呼ぶ
- 近朱者赤
- 孟母三遷
対義語
- 朱に交わっても赤くならぬ(※一般的な定型のことわざとしては弱い)
- 我が道を行く