木に縁りて魚を求む
読み方
き に よりて うお を もとむ意味
木に登って魚を捕ろうとするように、方法や手段を根本的に誤っていて、目的を達する見込みがないこと。求める場所ややり方が見当違いで、いくら努力しても成果が得られないたとえ。由来
中国の古典『孟子』梁恵王上に見える「猶縁木而求魚也」に由来する。孟子が斉の宣王に、武力で天下を統一しようとするのは、木に登って魚を求めるようなものだと説いた故事。成立は中国の戦国時代、紀元前4世紀ごろとされる。備考
文語的で硬い表現。日常会話では「見当違い」「やり方が間違っている」と言うことが多い。四字熟語形の「縁木求魚」も同義。例文
- 経験のない分野で調査もせずに成功を狙うのは、木に縁りて魚を求むようなものだ。
- 顧客の声を聞かずに売上だけを伸ばそうとしても、木に縁りて魚を求むに等しい。
- 英語を話せるようになりたいのに単語帳を眺めるだけでは、木に縁りて魚を求むだ。
- 原因を調べずに同じ修理を繰り返すのは、まさに木に縁りて魚を求むである。
- 人材不足を放置したまま新規事業の拡大を目指すのは、木に縁りて魚を求むと言わざるを得ない。
類義語
- 縁木求魚
- 畑に蛤
- 木に登って魚を求む
- 見当違い
- お門違い
対義語
- 道理にかなう
- 筋道を立てる
- 餅は餅屋