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月満つれば則ち虧く

読み方

つき みつれば すなわち かく

意味

満月がやがて欠け始めるように、物事は絶頂に達すると必ず衰えに向かうということ。栄華や成功が永久には続かないことを戒める言葉。

由来

中国前漢の司馬遷『史記』蔡沢列伝に見える「日中則移、月満則虧」に由来するとされる。『史記』の成立は紀元前1世紀ごろで、日本では漢籍の受容を通じてことわざとして用いられるようになった。

備考

文語的で格調高い表現。日常会話より、評論・歴史叙述・訓戒調の文章で使われやすい。「虧く」は「欠ける」の意。

例文

  • 会社の業績が過去最高でも、月満つれば則ち虧くというから油断は禁物だ。
  • 彼は人気の絶頂にいたが、月満つれば則ち虧くで、次第に支持を失っていった。
  • 投資で大きく儲けた時ほど、月満つれば則ち虧くと心得て慎重になるべきだ。
  • 王朝の繁栄も永遠ではなく、月満つれば則ち虧くの理を免れなかった。
  • 成功に酔う友人に、私は月満つれば則ち虧くと言って気を引き締めるよう忠告した。

類義語

  • 盛者必衰
  • 栄枯盛衰
  • 驕れる者久しからず
  • 日中すれば昃き、月満つれば虧く
  • 物盛んなれば則ち衰う

対義語

  • 旭日昇天の勢い
  • 飛ぶ鳥を落とす勢い

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