漢字辞典.com

暑さ寒さも彼岸まで

読み方

あつさ さむさ も ひがん まで

意味

夏の暑さも冬の寒さも、春分・秋分を中心とする彼岸のころには和らぎ、過ごしやすくなるという意味。転じて、つらい状態も時期が来れば自然に終わるというたとえにも使われる。

由来

由来は、春分・秋分の前後に行う仏教行事「彼岸」と、日本の季節感が結びついたもの。彼岸行事は平安時代ごろから定着したが、この言い回しの成立年は不詳。農事や暮らしの経験則として広まり、江戸時代には季節のことわざとして用いられていたとされる。

備考

季節の挨拶や天候の話題でよく使う。実際の気温は地域や年によって異なるため、比喩的・慣用的な表現として理解される。

例文

  • 九月に入っても暑いが、暑さ寒さも彼岸までというから、もう少しの辛抱だ。
  • 祖母は毎年、春の彼岸が近づくと「暑さ寒さも彼岸までだね」と言う。
  • 厳しい寒波が続いたが、暑さ寒さも彼岸までで、来週からは暖かくなるらしい。
  • 仕事の忙しさも今月いっぱいだ。暑さ寒さも彼岸までと思って乗り切ろう。
  • 彼岸を過ぎると朝晩が急に涼しくなり、まさに暑さ寒さも彼岸までだと感じた。

類義語

  • 寒さ暑さも彼岸まで
  • 暑さも寒さも彼岸まで

このことわざに含まれる漢字