暑さ寒さも彼岸まで
読み方
あつささむさもひがんまで
意味
夏の暑さも冬の寒さも、春分・秋分の頃(彼岸)を境にやわらぎ、過ごしやすくなるという意味。季節の移り変わりを表し、今のつらい暑さ寒さもいずれ収まるという慰めや見通しとしても用いられる。
由来
農作業や暮らしの経験から生まれた季節の言い伝えで、春分・秋分を中心とする「彼岸」(仏教行事の時期)を目安に気候が変わることを述べたもの。成立年代は特定しにくいが、江戸時代以前から口承で広まったとされる(正確な初出年は不明)。
備考
「彼岸」は春分・秋分を中日とする前後7日間。必ず彼岸で暑さ寒さが終わるという断定ではなく、季節の目安・慰めとして使うのが自然。
例文
- もう少しの辛抱だよ。暑さ寒さも彼岸までって言うしね。
- 朝晩が涼しくなってきた。暑さ寒さも彼岸まで、だね。
- 寒波が来ても、暑さ寒さも彼岸までと思って乗り切ろう。
- 彼岸を過ぎたら急に暖かくなって、まさに暑さ寒さも彼岸までだった。
- 天気予報は外れても、暑さ寒さも彼岸までという目安は毎年だいたい当たる。
類義語
- 彼岸過ぎれば暑さも寒さも終わる
- 暑さ寒さも彼岸まで(同義の言い換えとして「彼岸まで」が用いられる)
対義語
- 暑さ寒さも彼岸まで(に反する明確な定型の対句は一般的でない)