時は薬
読み方
とき は くすり意味
つらい出来事や悲しみ、怒りなども、時間がたつにつれて気持ちが落ち着き、苦しみが和らいだり解決に向かったりすることが多い、というたとえ。今すぐの解決が難しい場合でも、時の経過が心の傷を癒やす助けになるという意味。由来
「時が薬になる」という比喩から来た表現で、西洋の格言「Time is a great healer(時は偉大な癒やし手)」などに通じる発想としても知られる。日本語としての成立年代は明確ではない(不詳)。一般には「時は薬(ときはくすり)」として口語的に用いられる。備考
深刻な問題を放置してよいという意味ではなく、主に心情の回復を励ます言い方。一般形は「時が薬」。単独で「時は薬」も会話で用いる。例文
- 失恋の痛手は大きいけれど、時は薬だよ。
- すぐには許せなくても、時は薬で気持ちは変わっていく。
- 焦らなくていい、時は薬だから少し休もう。
- あの事故の記憶も、時は薬となって少しずつ薄れてきた。
- 今はつらくても、時は薬。日々を丁寧に過ごそう。
類義語
- 時が解決する
- 時が癒やす
- 時の流れが傷を癒やす
- 時薬(ときぐすり)
対義語
- 覆水盆に返らず
- 焼け石に水
- 後悔先に立たず