時は人を待たず
読み方
ときはひとをまたず
意味
時間は人の都合に合わせて止まったり待ってくれたりしない。だから、好機や若さを逃さないように、やるべきことは先延ばしにせず急いで行動せよ、という戒め。
由来
中国の古典に由来する表現で、唐代の詩人・陶淵明の句「盛年不重来、一日難再晨。及時当勉励、歳月不待人(歳月は人を待たず)」が元になったとされる。日本に入った正確な時期は不詳だが、漢文素養が広まった中世〜近世以降に定着したと考えられる。
備考
「歳月人を待たず」とほぼ同義。勉強・仕事・挑戦などの場面で、先延ばしを戒める言い方として用いる。やや硬めの表現。
例文
- 締め切りは待ってくれない。時は人を待たずだから、今日中に仕上げよう。
- 迷っているうちに募集が終わった。時は人を待たずだと痛感した。
- 健康診断を先延ばしにしていたが、時は人を待たずと思って予約した。
- チャンスは一度きりかもしれない。時は人を待たず、今動こう。
- 若いうちに学んでおけ。時は人を待たずだぞ。
類義語
- 歳月人を待たず
- 光陰矢の如し
- 時は金なり
- 一寸の光陰軽んずべからず
対義語
- 時は金なり
- 急がば回れ