時に遇えば鼠も虎となる
読み方
とき に あえば ねずみ も とら と なる意味
好機や時勢に恵まれれば、弱く取るに足りない者でも大きな力を得て、強い者のように活躍したり威勢を振るったりできるということ。人の力や成功は、能力だけでなく時機にも左右されるというたとえ。由来
正確な初出年は不明。中国由来の成句的表現の影響を受けたと考えられ、日本では江戸時代以降のことわざ集などに見られる。「鼠」は弱小なもの、「虎」は強大なものの象徴で、時運に乗れば立場が逆転することを表した。備考
「遇う」は好機や時勢にめぐり合う意。努力より運や時機を強調するため、相手を低く見る響きが出る場合がある。例文
- 無名だった彼が新技術の波に乗って成功したのは、まさに時に遇えば鼠も虎となるだ。
- 小さな会社でも市場の流れをつかめば、時に遇えば鼠も虎となるように大企業と渡り合える。
- 普段は目立たない彼女だが、緊急時にはリーダーシップを発揮した。時に遇えば鼠も虎となるものだ。
- 投資の世界では、時に遇えば鼠も虎となる一方で、時機を誤れば大きな損をする。
- あの候補者は世論の追い風を受けて一気に有力者になった。時に遇えば鼠も虎となるという例だ。
類義語
- 時を得れば鼠も虎となる
- 時至れば鼠も虎となる
- 機に乗ずる
- 時勢に乗る
対義語
- 時を得ねば英雄も力なし
- 運に見放される