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明日の百より今日の五十

読み方

あす の ひゃく より きょう の ごじゅう

意味

将来もらえるかどうか分からない大きな利益より、少なくても今確実に手に入る利益のほうが価値があるというたとえ。期待だけで不確かな話に飛びつくより、現実的で確実な選択を重んじる考えを表す。

由来

確かな初出や成立年代は不明。金銭の額である「百」と「五十」を対比し、近い将来の大金より現在の小金を重んじる庶民的な教訓として広まった表現。江戸時代ごろからの金銭感覚を背景にしたことわざと考えられるが、詳細は未詳。

備考

堅実さを評価する場面で使う一方、挑戦を避ける消極的な態度として皮肉に響くこともある。金銭以外の選択にも用いられる。

例文

  • 高配当を約束する怪しい投資より、普通預金の利息でも確実なほうがいい。明日の百より今日の五十だ。
  • 来月大きな仕事が入るかもしれないが、今ある小さな契約を大切にしよう。明日の百より今日の五十だよ。
  • 彼は将来の昇給話を待たず、条件は少し低くても内定をくれた会社に決めた。まさに明日の百より今日の五十だ。
  • 抽選で当たる豪華賞品より、全員にもらえる参加賞を選ぶなんて、君らしいね。明日の百より今日の五十というわけだ。
  • 不確かな大儲けを狙って全財産を賭けるより、今ある利益を確保するべきだ。明日の百より今日の五十だ。

類義語

  • 明日の千両より今日の百文
  • 明日の百両より今日の一文
  • 手中の鳥は藪の中の二羽に値する

対義語

  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず
  • 大器晩成

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