旅は憂いもの辛いもの
読み方
たび は ういもの つらいもの意味
旅には、慣れない土地での不安や不自由、疲れ、思わぬ困難がつきものだという意味。旅の楽しさよりも、昔の旅の苦労や心細さを強調していうことわざ。由来
成立年代は未詳。交通機関や宿泊設備が未発達で、旅が徒歩中心だった時代には、道中の危険、病気、食事や宿の不自由が多かった。その実感から生まれた言い回しで、少なくとも近世以降の旅の苦労を反映することわざとされる。備考
「憂い」はこの句では多く「うい」と読む。現代ではやや古風で、旅の苦労をしみじみ述べる時に使われる。例文
- 雨で列車が止まり、宿も取れず、まさに旅は憂いもの辛いものだと感じた。
- 楽しい旅行のはずだったが、財布をなくして、旅は憂いもの辛いものを実感した。
- 昔の人にとっては、旅は憂いもの辛いものという言葉どおり、命がけの移動だった。
- 海外で言葉が通じず道に迷い、旅は憂いもの辛いものだと思い知らされた。
- 祖父は若いころの徒歩旅行を振り返り、旅は憂いもの辛いものだったと話した。
類義語
- 旅に苦労はつきもの
- 旅は苦労が多い
- 旅は難儀なもの