断じて行えば鬼神も之を避く
読み方
だんじて おこなえば きしんも これを さく意味
強い決意をもって思い切って実行すれば、鬼神のような恐ろしい存在でさえ道を譲るほどで、どんな困難や障害も退けられるということ。ためらわず断行する勇気と決断力の大切さを説くことわざ。由来
中国前漢の司馬遷が編んだ『史記』に見える「断而敢行、鬼神避之」に由来するとされる。成立は紀元前1世紀ごろ。漢文訓読により「断じて行えば鬼神も之を避く」と日本語化され、決断と実行の力を説く句として用いられる。備考
漢文調で硬い表現。日常会話よりも訓示、演説、文章で使われることが多い。「鬼神」は恐ろしい超自然的存在の意。例文
- 新規事業には不安も多いが、断じて行えば鬼神も之を避くという気持ちで挑戦しよう。
- 誰も賛成しなかった改革案だが、彼は断じて行えば鬼神も之を避くと信じて実行に移した。
- 留学を迷っていた私に、祖父は断じて行えば鬼神も之を避く、まず決めることが大切だと言った。
- この難局を乗り切るには、断じて行えば鬼神も之を避くの精神で、全員が腹をくくる必要がある。
- 準備は十分にしたのだから、あとは断じて行えば鬼神も之を避くと覚悟を決めて本番に臨もう。
類義語
- 精神一到何事か成らざらん
- 一念岩をも通す
- 為せば成る
- 意志あるところに道は開ける
- 決断は力なり
対義語
- 優柔不断
- 躊躇逡巡
- 二の足を踏む
- 迷って決められない