敵もさるものひっかくもの
読み方
てき も さるもの ひっかくもの意味
相手や敵が予想以上に手ごわく、なかなか侮れない力や知恵を持っているという意味。こちらが対策を立てても、相手もそれに応じてうまく抵抗したり、反撃したりする場合に使う。由来
「敵も然る者」は「敵もそれ相応の人物だ」という意味で、「さる」を「猿」に掛け、猿は引っかくものだという言葉遊びを加えた表現。江戸期の洒落言葉ともされるが、成立年・初出は不詳。備考
「さる」を「猿」と掛けた洒落を含むため、ややくだけた響きがある。改まった文章では「敵もさる者」の方が無難。例文
- こちらの作戦は完璧だと思ったが、敵もさるものひっかくもので、すぐに対抗策を出してきた。
- 新商品を発表した直後、競合他社も値下げで応じてきた。敵もさるものひっかくものだ。
- 彼を簡単に論破できると思っていたが、敵もさるものひっかくもので、鋭い反論を受けた。
- 優勝候補を追い詰めたものの、敵もさるものひっかくもので、最後は逆転された。
- 警察が包囲したが、犯人も敵もさるものひっかくもので、巧みに逃走経路を用意していた。
類義語
- 敵もさる者
- 相手もなかなかのもの
- 一筋縄ではいかない相手
- 侮れない相手
- 手ごわい相手
対義語
- 敵ではない
- 取るに足りない
- 赤子の手をひねる
- 歯牙にも掛けない