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教うるは学ぶの半ば

読み方

おしうる は まなぶ の なかば

意味

人にものを教えることは、教える側にとっても自分の理解を深め、知識を整理し直す大きな学びになる、という意味。教える行為そのものが学習の一部であり、学ぶことの半分に当たるほど重要だという教訓。

由来

中国古典『書経(尚書)』説命下の「斅学半(教うるは学ぶの半ば)」に由来する。殷の高宗と傅説に関する章句とされるが、『書経』の成立・編纂は春秋〜戦国時代ごろ(紀元前5〜前3世紀ごろ)とされ、正確な成立年は不明。

備考

古風な表現で、日常会話より教育論・スピーチ・文章で使われやすい。「教えるは学ぶの半ば」とも言う。

例文

  • 新人に業務を説明しているうちに自分の理解不足に気づいた。まさに教うるは学ぶの半ばだ。
  • 先生は、授業の準備をするたびに新しい発見があるので、教うるは学ぶの半ばだと言っていた。
  • 後輩の質問に答えるために調べ直したら、知識がずっと深まった。教うるは学ぶの半ばとはよく言ったものだ。
  • 勉強会で発表を担当すると内容が身につく。教うるは学ぶの半ばだから、積極的に人に説明してみよう。
  • 子どもに漢字を教えているうちに、自分も成り立ちを学び直すことになり、教うるは学ぶの半ばだと感じた。

類義語

  • 教学相長ず
  • 教えることは二度学ぶ
  • 人に教えることは自分が学ぶこと

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