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掃きだめに鶴

読み方

はきだめ に つる

意味

ごみや汚いものが集まるような場所に、場違いなほど美しいもの・すぐれた人がいることのたとえ。特に、むさくるしい場所や平凡な集団の中で、ひときわ目立つ美人や優秀な人物を指していう。

由来

「掃きだめ」は掃き集めたごみをためる場所、「鶴」は姿の美しい鳥を指す。汚れた場所に優美な鶴がいるという強い対比から生まれた表現。成立時期は未詳だが、江戸時代には広く用いられていたとされる。

備考

周囲を「掃きだめ」と見下す響きがあるため、人に直接使うと失礼になりやすい。ほめ言葉でも場面に注意。

例文

  • 古い工場の事務所に彼女が入ってくると、まさに掃きだめに鶴という雰囲気だった。
  • 冴えないチームの中で、彼だけは掃きだめに鶴のように実力が抜きん出ている。
  • この雑然とした商店街にあの高級店があるのは、掃きだめに鶴と言ってもいい。
  • 失礼な言い方かもしれないが、あの研究会では彼女の発表だけが掃きだめに鶴だった。
  • 田舎の小さな劇団に、掃きだめに鶴のような名女優がいた。

類義語

  • 鶏群の一鶴
  • 泥中の蓮
  • 紅一点

対義語

  • 玉に瑕
  • 白璧の微瑕

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