持つべきものは友
読み方
もつべき ものは とも意味
本当に持つ価値があり、人生で頼りになるのは友人だ、という意味。お金や物よりも、困ったときに助け合えたり、気持ちを分かち合えたりする友の存在が何より大切だという考えを表す。由来
明確な初出や典拠は不詳。古典に由来することわざというより、日常語の中で自然に定着した口語的表現と考えられる。少なくとも近代以降、特に昭和期(1926年〜1989年)には広く使われていたとみられる。備考
友人に助けられたあと、感謝や実感を込めて言うことが多い。やや口語的で、「持つべきものは友達だ」の形でも自然。文脈によっては軽い冗談や皮肉にもなる。例文
- 引っ越しの日にみんなが手伝いに来てくれて、持つべきものは友だとしみじみ思った。
- 財布をなくして困っていたら友人がすぐに貸してくれた。まさに持つべきものは友だ。
- 入院中、毎日のように連絡をくれた彼を見て、持つべきものは友だと母が言った。
- 仕事で落ち込んでいたときに親友が話を聞いてくれて、持つべきものは友だと感じた。
- 旅行先でトラブルに遭ったが、現地の友達が助けてくれて、持つべきものは友だねと笑い合った。
類義語
- 遠くの親戚より近くの他人
- 患難見真友