持つべきものは友
読み方
もつべきもの は とも意味
人は生きていく上で、信頼できる友人を持つのが最も大切だという教え。困ったときに助け合えたり、相談できたりする存在として、財産や地位よりも「友」が価値を持つという意味で用いる。由来
江戸後期~明治期頃から見られるとされるが、明確な初出年は不詳。口語的な教訓表現として広まり、「持つべきものは○○」の型の代表として「友」を当てて定着したと考えられる。備考
多くは後半の「友」だけを強調して用いる。口語で「持つべきものは友だね」の形が一般的。友人関係のありがたさを実感した場面で使う。例文
- 失業して落ち込んでいたら、友だちが仕事を紹介してくれた。持つべきものは友だ。
- 引っ越しの手伝いにみんなが来てくれて、持つべきものは友だと実感した。
- 病気のときに連絡をくれる人がいるだけで救われる。持つべきものは友だね。
- 困ったときに相談できる相手がいるのはありがたい。まさに持つべきものは友。
- 試験前にノートを貸してくれたのを見て、持つべきものは友だと思った。
類義語
- 遠くの親戚より近くの他人
- 情けは人のためならず
- 袖振り合うも多生の縁
対義語
- 金こそものをいう
- 地位や名誉がものをいう