手を打つ
読み方
て を うつ意味
状況を改善したり問題を解決したりするために、必要な手段・対策を考えて実行すること。また、交渉や話し合いなどで合意を成立させること(「手を打つ=決着をつける」)。文脈により「先手を打つ」「妥協してまとめる」の含みもある。由来
「手」は手段・やり方、「打つ」は(碁や将棋で)手を打つ=一手を指す、または行動を起こす意から。そこから「対策を講じる」「決着をつける」の意味に広がった。成立時期は明確ではないが、近世以降の口語表現として定着したとされる。備考
「対策を講じる」「決着をつける」の二義がある。会話では「ここで手を打とう(妥協してまとめよう)」の形が多い。「手を打つ=拍手する」と誤解されやすいので文脈に注意。例文
- クレームが増えてきたので、早めに手を打って再発防止策を整えた。
- 資金繰りが悪化する前に、銀行と相談して手を打つべきだ。
- この件は双方が譲歩して手を打ち、これ以上の争いは避けよう。
- 台風が来ると聞いて、窓の補強など事前に手を打った。
- 問題が大きくなるまで放置せず、兆しの段階で手を打て。
類義語
- 手を打つ
- 手を下す
- 手を尽くす
- 対策を講じる
- 策を弄する
- 一手を打つ
- 手を回す
- 処置する
対義語
- 手をこまぬく
- 座視する
- 放置する
- 成り行きに任せる