手も足も出ない
読み方
て も あし も でない意味
相手や問題があまりに強大・難解で、対抗したり対処したりするための手段がなく、どうすることもできない状態をいう。実際に手足を出せないというより、打つ手がない・太刀打ちできないという比喩。由来
「手も足も出ない」は、攻防の場面で手や足(攻撃・防御の手段)を繰り出せないほど圧倒される、という身体動作をたとえにした言い回し。成立時期の明確な年代は不詳だが、近世〜近代以降の口語表現として一般に定着したとされる。備考
主に「相手が強い/問題が難しい」場面で用いる慣用句。否定形で固定的に使われ、やや口語的。単に忙しいだけの意味では通常使わない。例文
- 相手チームの守備が堅すぎて、こちらは手も足も出なかった。
- 初めての確定申告で書類が多すぎて手も足も出ない。
- 想定外のトラブルが重なり、今の体制では手も足も出ない状況だ。
- 彼の専門知識の前では、こちらは手も足も出ないと痛感した。
- 災害の規模が大きく、個人の力だけでは手も足も出ない。
類義語
- 歯が立たない
- お手上げだ
- 万策尽きる
- 降参する
- 手の施しようがない
対義語
- 朝飯前
- 容易い
- たやすい